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「サプリメントは必要ですか」 生活習慣の改善が大切
愛知県医師会(妹尾淑郎会長)主催の健康教育講座で、愛知県栄養士会の藤野敏夫副会長が「あなたにサプリメントは必要ですか」と題して講演した。講演要旨は次の通り。

 日本食は、ご飯などの糖分が60%、たんぱく質が15%、脂質が25%と、栄養バランスのとれたものになっており、これが日本人の平均寿命を延ばした原動力であるといわれています。

 しかし、現在の日本食は従来の日本食から離れ、欧米食に近いものになっています。食の変化によって日本人の体型が肥満傾向になってきている一方、やせたい願望が強く働き「食べない」、高齢になって「食べられない」という過栄養と低栄養の二極化が顕著になっています。

 中でも過栄養状態が日本人にまんえんしています。これは、24時間営業のコンビの出現によって「いつでも、どこでも、好きなものを好きな時に、好きなだけ食べられる」といったことに加え、グルメ志向を反映して、テレビや雑誌などでの高脂肪、高エネルギーの食べ物の紹介などをあげることができます。

 最近問題になっているのが内臓脂肪です。この内臓脂肪の蓄積が、高血圧、高脂血症、糖尿病の発症にかかわり、「死の四重奏(メタボリックシンドローム)」が中高年層に著しく増加。病気の重症化と動脈硬化症の危険因子として生活の改善が強く求められています。

 逆に、スリムな体型願望による欠食や、意識した少食を続けることによる思春期女子の低栄養状態は将来の母子の健康障害が懸念されます。高齢者の粗食や咀嚼(そしゃく)、嚥下(えんげ)障害による摂取不良、身体の機能低下による栄養障害は、免疫力の低下、病気の回復の遅れ、寝たきりの要因になっています。健康よりも美容、食べられない、食べたくないということからくる低栄養による健康不安が、サプリメントを頼るようになっています。

 サプリメントとは、不足する栄養成分を補う食品です。しかし、このサプリメントには、免疫力を高めたり、病気の回復を早めるなど薬としての効力はありませんし、マスメディアによる効能を過信してはいけません。

 サプリメントを必要とする判断・選択、その安全性については、自己責任によることを忘れてはいけません。サプリメントを必要とする生活習慣の改善こそが最も大切な1次予防であることを認識することが大事です。


【YOMIURI ONLINEより】

ラ・パルレ
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